テントの選び方・・ド−ムテントとフレ−ムテント(ロッジ型)の得失
私のテントについての考えは以下の通りです。使い易い快適なテントが開発され、
夏だけでなく、春・秋 そして冬も キャンプを楽しめるよう望んでいます。
最近は圧倒的にド−ムテントにタ−プやスクリ−ンテントの組み合わせとなっ
てしましましたが、
私はファミリ−キャンプには居住性から見て、フレ−ムテントがベストであり、
起きている間はインナ−を後部にスライドさせ、リビングスペ−スを広くとれば、
タ−プやスクリ−ンテントは不要であると考えており、キャンパ−にはそのよう
に薦めております。
ド−ムテントは確かにフレ−ムテントに比べ軽量・コンパクトであり、車に積
む時、狭い住宅での収納を考えると利点がありますが、
実際にキャンプをやる場合には以下の問題があります。
@ 雨天での設営の際はインナ−を先に張り、後からアウタ−のフライを
掛けるので、インナ−が濡れてしまう。
又、撤収の際はインナ−だけを先に取り外すことが出来ない為インナ−
を濡らさずに撤収することができず、若しその日に他のキャンプ場に移
動し泊まるとすれば 濡れたインナ−で不快なキャンプとなる。
A ド−ムテントの底の材質の防水性が悪く、寝ている間に寝袋がじと〜と
湿ってくる。
撤収の際、インナ−の底を乾燥させるには晴れた日にはテントをひっく
り返して底を干しているが、みっともないし、雨の日にはできない。
これに対し、防水性の良いフレ−ムテントのインナ−の底は、雨の日で
もアウタ−の中で仕舞いながら乾いた布で拭き取り、乾いた状態で撤収
できる。
また、芝生サイトの場合、インナ−の底で芝生が蒸れて3日以上同じ場
所を使うと芝生が駄目になってしまうが、フレ−ムテントはインナ−を
取り外すか、奥に寄せれば通気が可能となるが、ド−ムテントは全体を
移動せねばならない。
B ド−ムテントの中での炊事は登山経験者なら可能だが、ファミリ−キャ
ンパ−には危険であり、事実上不可能である。
前室付きのド−ムテントもあるが、スペ−スが炊事・食事には不十分で
ある。
C 従って、タ−プなりスクリ−ンテントの併用となるが、
ィ).タ−プは快晴微風の夏のキャンプには快適だが、
春・秋の冷たい横風、強風下の横殴りの雨には全く役立たない。
ロ).スクリ−ンテントは日除けと虫除けには役立つが、寒風・風雨には
余り有効ではなく、荷物と設営の手間は倍になる。
現状 大多数のキャンパ−は、登山などバックグラウンドとなる実経験に乏しく
実用を重視した用品選びがうまく出来ていない場合が多いと思います。
私は 暑い日本の夏には テントのサイドを跳ね上げてオ−ニングになる日本の
フレ−ムテントに虫除けのメッシュが付いていれば、テントだけで十分であり、
タ−プやスクリ−ンテントは荷物の嵩も増え、手間も増えるので不要だと考えて
います。
やたらとテントサイトに物を広げることは美観も損ない、タ−プやスクリ−ンテ
ントなどの無いすっきりした美しいキャンプをやって貰いたいと念願しています。
ヨ−ロッパではタ−プなどは全く無く、フランスでは数年前にテントサイトの
30%以上の面積に物を広げることは法律で禁止されたと聞き及んでおります。
フレ−ムテントは設営が難しい、ド−ムテントの方が設営が簡単だとPRされてき
ましたが、手順をきちんと指導していないからで、実際には 大差ないと思います。
しかし、冒頭に述べましたように、
容積・重量は狭い日本の住宅事情から、
軽量・コンパクトと言うド−ムテントの利点は無視出来ず、
@ インナ−の着脱が可能で、
A底の防水性が完璧で、また、
B炊事・居住空間に十分な前室付きで、
C通気と日除けのための跳ね上げオ−ニングが付いており、
D防虫メッシュが付いた、
ド−ムロッジテントの開発・販売が待たれるとおもいます。
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